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下屋と庭

以前に設計した「神楽岡のカーポート」がある敷地の母屋に下屋を増築した。
カーポートを計画した際には、敷地全体の外観をテーマに、母屋とカーポートと庭の関係付けを意識していた。

今回、増築した下屋は、母屋の南側妻面となり、母屋とカーポートと庭の中心に位置。
主に書斎として利用される6畳ほどの空間は、母屋のセカンドリビングであり、離れにもなる。そして、カーポートへのアプローチ、庭への勝手口としても機能。外部と内部を繋ぐ中間領域となる。
下屋を設ける事で、母屋とカーポートと庭の関係をより濃密にしようと試みた。

庭はガーデナーと協働して、シンボルツリーとなるヤマボウシ、宿根草、ポタジェを整備。植栽が敷地全体に彩りを与えている。

 

竣工:2023年1月

計画地:北海道旭川市

用途:書斎(増築)

延床面積:9.99m2

構造:木造

施工:京田組

外構:三上 吉彦 / ブルームガーデン合同会社

植栽:古館 杏奈 / ANNA FURUDATE GARDENING LAB

撮影:清水エリ

© 2024 watanabe takuya architects

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